こんにちは、うちやまです。
突然ですが、今年(2017年)の11月16日に、ボージョレ・ヌーボーの出荷が解禁されました。
「ボージョレ・ヌーボーって何?海外で有名なアーティスト?」
という人のために説明しておくと、ボージョレ・ヌーボーとはワインの名前で、フランスのボージョレという場所で生産されたぶどうを使うことが名前の由来です。
そして、ボージョレ・ヌーボーを一番美味しいタイミングで飲めるように、「その日から出荷して良いですよ」というのが解禁日です。
ワインのうんちくはこの辺までにしておいて、今回は「受験勉強は、いつから始めるべきですか」というギモンについて考えてみましょう。
いつから受験生?
皆さんはいつから受験生になります(した)か?高2の夏から?秋の修学旅行が終わった後?それとも高3の4月から?
人によってバラバラだと思いますが、気になるのは「いつから始めるのが普通なのか」ということ。
受験が終わると、どこの学校でも「受験体験記」を書かされると思います。私のかつての勤務校でも書いてもらっていました。
その中に「いつから受験勉強を始めましたか?」「その時期から始めて早かったですか?ちょうどよかったですか?遅かったですか?」というアンケートがあった。
すると驚くべきことに、合格・不合格に関わらず「遅かった」という回答が大半を占め、「早かった」という回答はほとんど無かったんだ。
中には高校1年生から受験勉強を始めた生徒もいたけれど、その生徒でさえ「早かった」とは回答していなかった。
受験勉強はいつから始めても「遅い」
要は、受験勉強は完成することはないから、いつから始めても常に「なんか足りない」という状態で入試本番を戦うことになるんだ(誤解のないように補足しておくけど、受験勉強は完成を目指す必要は全くない)。
ということは、早く始めた人が絶対に有利になる。もちろん勉強効率などの要因で逆転現象が起こることはあるだろうけど、基本的には早く始めた人が有利なことに変わりはない。
そこで冒頭のワインの話に繋がるんだけど、受験勉強には解禁日なんてないんだ。あえて言えば、「始めよう」と思ったその瞬間がまさに「解禁日」だ。
だから、小学校2年生くらいのときに「東大に行きたい」って思って、そこから勉強し始めたなら、その小学生は立派な受験生。
逆に、高3になっても志望校も決まらず、勉強に身が入らないなら、それは「ただの3年生」であって受験生ではない。
行きたい大学がぼんやりとでもいいから決まって、それに向けて頑張ってみようと思ったらその瞬間が君の受験生生活のスタートだ。さぁ、君はいつから受験生になる?
今日はここまで!最後まで読んでくれてありがとうございました!
コメント